どうもただの宮里です。
最初は50km系からツール・ド・おきなわデビューしようと思ってましたが、50kmはゴール前で落車地獄と聞いたのでチキって100kmにしました。
ま、初心者にとっては別の地獄が待ってるだけだったけどね。
目標は完走という他の人に比べたら低い目標だと思うけど、私は競技1年目の人間だし許して・・・
※本ブログは日記みたいなものです。ゆるく読んでください。

レース前日
待ちに待った2023ツール・ド・おきなわ。
だが、レース日天気はほぼ雨で確定で絶望。
ウチノバイクリムブレーキアメコワイ
今までライド中に雨に降られることはあったものの、雨の中をわざわざ走ることをしたことがない。
ので
雨装備がない宮里
迷いながらもしょうがないのでレースチェックイン会場でそろえることにした、、、
よく言われてる「レースで使い慣れていないのを使わない」という教えを破ることにする。
ジレとレインシューズソックスを購入
レース後思ったけどファインプレイだったと思う。
宿はスタート地点の「奥やんばるの里」に泊まれたので、いろいろ楽だった。
レース当日の朝
6時までにスタートの位置取りしときなと言われて5時に起床。
朝食を食べて外に出る
なんということでしょう、とんでもない雨風
この天気でうちの子雨ざらしにしたくね~とか思いつつスタート地点へ
だが困ったことにどこに置けばいいのかわからないとりあえず屋根付きのところに置いといて他の人が位置取りし始めたら自分も置き始めようと考える。
けど、結構時間がたってもみんな位置取りみたいなことをやらない。
なんか聞いてた話と違うなぁとか思いながら知ってる人たちとおしゃべりしたりコテージに戻って荷物整理とか暖を取ったりして時間を待つ。
9時を過ぎたあたりでやっと位置取り開始、何とも言えない位置取りに・・・

9時半になると市民オープンは9時48分スタート予定のアナウンスがありみんなバイク近くでスタンバイするのだが・・・
上部写真に写っている右の小さな小屋にみんな雨に濡れたくなくて集まるという珍光景が発生w
みんな寒そうにしていたw。
レーススタート
9時50分についに市民100kmオープンがついにスタート。
とんでもなく寒い中レーススタート
今回の目標はあくまで完走
だが試走で4時間超えたタイムだったためそれなりにペースは急がないといけない。
ので
心拍が180を超えないようにそれなりに踏み、辺戸岬らへんで何人か一体となっている集団に張りついて平坦を駆け抜けていかないとタイムは稼げないと思っていたので実行し狙い通り成功。
ただ雨粒が顔をたたいてきて痛いw
そこそこ悪くないタイム(完走目指すうえで)で与那の登りまでたどり着いたと思う。
普久川ダムの登り
ここを確か25分で登りきらないと完走難しいといわれたのでちょっと気持ち頑張る。
思ったのはパワーない癖に重たい体重(67kg)だったのでなかなかしんどい来年はもうちょい絞ろうと思いましたまる。
どんどん抜かされる~
登り今まであんまり苦手意識なかったけどこういうレースになると自分って登り本当に遅いんだなぁと実感しました。
エントリーアルミバイクからそれなりのカーボンフレーム変えたら速くなったりしないかな??なんて思ったりしたけどこんなのは言い訳だよね。
ちなみに何とか25分台で登り切っていた。
雨の日ダウンヒル
雨のダウンヒルは割とやっているけど(雨男だからw)レースで必要なスキルは多分違うところにある。
しかも今回は長めのダウンヒル、脚力がない自分はここもタイムの削りどころだけどぶっつけ本番でハイスピードかつそれなりの安全性を確保した下りをやらないといけない。
今まで見た動画の知識と自分なりの起点で下るしかない。
幸いなことに集団じゃなく単走となっていたためラインは好きなところを選べる
今回のダウンヒルで意識したことは
1.早めのブレーキングで曲がり途中でブレーキ強度を変動させないようにする。
2.曲がっている途中(特に角度をつける場合は)は滑り止めの引かれている赤いところを走る。
この2点は意識していた。
タイヤも28Cをチョイスしていたおかげか結構下りで人を抜いた。
ただ、サングラスが曇っていてよく見えずサングラスの淵とヘルメットの間の隙間から視界を確保していたw曇り止めを塗らなきゃなと思った瞬間でしたw
それでも多分よくできたと思う。
次は学校坂だけどここからしばらくは楽しく単走してるだけなので特に何もない
走行距離が50kmを超えて・・・
自分が一番恐れていたことがある。
「腰」
試走の時も起こった現象なのだが、ここら辺に来るとだいぶ無理して踏んでるのか腰が疲労で痛み始める。
ハンガーノックとか攣りの前兆なのではという予想があったけどこの日は明らかに違うと断言できた。
なぜなら・・・
脚が一緒に攣りかけているのである!!
痛み方が明らかに違う。とりあえず保険で持ってきた
/
2RUNを飲み強度をつらない程度に落とすことにする。
持ってきてよかった保険
来年初参加の方は1袋お守りくらいの気持ちで持ってると気持ちが楽になるかもしれないしならないかもしれない。
でも、半分結構頑張って踏んだおかげもありタイムは余裕が見えてきた。
MAIYOの人に補給お願いしてたので、そこまで頑張ってタイムを稼ごうと思いながら走り続けるのであった。
慶佐次の補給所
補給所が近づいてきて、気がついたことはボトル(750ml)をやっと1本飲み終わったのである。
もう60km超えていたので補給を取らずに残り一本で走り切れることを確信し、受け取らない決意を固める。
多分雨だったのもあって水分消費をしなかったんだと思う。
ここで面白かったのは、スタート地点にいたMAIYOメンバーの1人が出走せずに応援に回っていたのに気がついてびっくりしましたw
まあ今回の天候、風邪とか大けがのリスク考えたら正しい判断だと思う。
そんな驚きをしながらあと残り35km位頑張るぞい!とか思いながら走りづけるのであった。
残り20km地点
安部近辺に来た時、タイム的に完走を確信。
これはとてもうれしい
だが、宮里の身体に異変が起こり始める・・・
そろそろカフェインを入れ始めてもいいころ合いだと思いカフェイン入り補給ジェルを食べ始める。
だが、ジェルなのにうまく飲み込めない・・・
何なら吐き出しそう・・・
ここまで来てハンガーノックのリスクが見え始める。
脚も登りでちょっとパワーをかけたダンシングを挟もうものならちょっと攣りかける
とりあえずエネルギーを入れなきゃとなり5~10分くらいかけてゆっくりジェルを食べるけどたまに吐き気が来て坂の途中で脚が止まりかけるがこらえる。
何とか1袋食べきり残りの距離を、ボトルのグランフォントウォーターで耐えきらないといけない状況になった。
水分も口の中が変なぬめりが出てきて、ゆすいでフレッシュにしてからでないと水分を取ることができなかった。
苦しいけどサイコンの徐々に増えていく走行距離を見てゴールまで何とかモチベーションを保つようにして苦しさを我慢。
残り10km地点
大浦のトンネルってすごいなと思った。
結構応援の人がいて(多分濡れないからかもだけど)声援がトンネルに響いていてなんかエモい感じになっていた。
疲労と体調が悪くなってきたのでゆっくりしか登れないからちょっとゆっくり進むアトラクション乗ってる気分
まるでテーマパークに来たみたいだぜ テンション上がるなぁ~
おかげでちょっと精神的に来ていたところが和らいだ。
助かる。
残り5km地点
ついに最後の登りが終わり最後のダウンヒルが始まる。
残り4kmの看板が見えると(たぶんそうだったはず)同時に名護市街地が見えこの最悪なコンディションのレースの終わりが見える。
ちょっと泣きそうになった。
そこからは久しぶりに下ハンを握り最後の最後でこけないように下りゴールまで無事にたどり着けました。
レース結果と終了後
レース結果は3時間45分27秒で132位
ロードバイク歴1年半で初めてのツール・ド・おきなわ100kmを悪天候の中完走できたのはだいぶ良かったのではないでしょうか?
自分はそう思っている。
最後食券をもらっていたので豚汁と焼きそばをもらったのですが・・・
しゃっくりが酷くうまく物を飲み込めない状態になっていました。。。
横になるとしゃっくりが止まるワザップを見つけたので、横になってしゃっくり止めて
止まってる間に豚汁を食べるという強行手段をやっていましたw。
その後、車で1時間ほど横になっていたら収まりましたw。
まとめ
ツール・ド・おきなわはいつもだったら暑さを気をつけるものと聞いていましたが、今回は悪天候で真逆の低体温症になっている方もだいぶ多かったみたいで、とんでもないサバイバルレースだったんだなぁと思います。
落車も多かったみたいで・・・
自分ももう少しで危ないところだったかもしれません。
おまけに補給もジェル5パックとボトル1.75本分しか取れていないのによく完走できたと思うとこ
来年はそれなりの晴れた天気で本来のツール・ド・おきなわを走りたいですね。

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